踏み込んだBoder Line

Kis-My-Ft2にまつわるアレコレ

「あんちゃん」@東京グローブ座

書いていたものの中途半端になって放置してたのを思い出したのでもったいない症候群でとりあえず上げてみます。
記憶頼りで書いてたので、言葉違いや抜けがある点、尻切れトンボにもなってますがお許しください〜!!




7/12 昼公演「あんちゃん」観劇しました。

FCも一般も全滅してましたが、奇跡的に当日券が取れました。
苦しいほどに心を揺さぶられたので、内容を書きとめておきたくなりました。


『あんちゃん』

― ひとりの青年とその家族の物語。

「よう、あんちゃん」

幼い頃に家族を捨てたはずの父が突然に帰ってきた。戸惑いを隠せない家族の心は揺れて交錯し、父を憎んで生きてきた青年は、父そして家族への愛憎の間で激しく葛藤する。

>>https://www.anchan-stage.com/UserPage/Detail/3<<













降りしきる雨の中、3人の家族が母に集められる。
一児の母である長女:冴。キャリアウーマンの次女:准
フリーターで実家暮らしの長男:凌

そこに24年前に家族を捨てた父を連れて母親が帰ってくるところから始まるストーリー

自分たちを捨てた父に対して、目も合わせず返事もせず明らかに憤りを隠さない娘2人
姉たちの家族や、仕事の近況を伺ったりコミュニケーションを計ろうとするも邪険にされる。
「あんちゃんは?最近どうなんだホモって聞いたぞ?」
「ホモじゃないよ!」
「あーら、お父さん。女っ気がないって言ったのよ♪彼女とか紹介してくれないし」
「そんなんわざわざ紹介しないよ!」
「もうこの年だ。特殊な趣味が有っても受け入れるぞ?」
「だーかーらーホモじゃないって!」
快が泣き始めてあやしに行く時に、凌を笑いながら見る冴。
仕事の電話が入って、相手に「ウチの弟が特殊な趣味があるって話をしてて〜ww」と准

ふたりきりになる凌と父
凌は複雑な表情を見せつつも父に近況など尋ねて、帰ろうとする父に自身が勤めるバイト先(古いビデオをDVDに移す店)の電話番号を渡す

子供時代へ
ファミコンで遊んでる凌くん
そこへ母と父がビデオを回しながら入ってくる
「凌!お兄ちゃんになるわよ!」
男の子がいい、そうだったらいいわね。
「お前はもうお兄ちゃんだ。そうだ、これからあんちゃんと呼ぼう」

たくさんの家族のビデオを持って凌のビデオ店へくる父。父がやってきたあとの家の様子も再現しながら話が進む。
姉たちは父が「何でいきなり帰ってきたのよ!」「許せる訳がない!」と父への怒りをぶつけ合う。
凌が「家族を捨てたのは何か原因があるはずだ」「冴姉ちゃんだって快(息子)を簡単に捨てられないだろ?」
父の肩を持っている、と責められる凌
姉同士で父への不満の応酬が続き、存在を忘れられる凌
(俺の存在忘れられてる…)

家族にも打ち明けていなかった秘密を父に話す凌。
それは映画監督を目指していること。
夢を馬鹿にしたりせず応援してくれるような優しい父が昔から好きだった凌。


中略

(家族を捨てた父に対する怒りもあるが、それ以上に父を、家族を好きな凌
せっかく家族が再びひとつになれる機会なのに、恨んでばかりの姉たちに怒りが募る)


凌「悲劇のヒロイン気取りかよ!!?塾行きたかったって!早く自立しなきゃって家出たって、全部言い訳だろ!?自分がやりたかったことじゃないか!母さんは塾にも高校も行っていいって言った!家にも居たらいいって!母さんは全部やっていいって言った!!
それなのに何でわざわざ住み込みの仕事に就職したんだよ。何で通える距離なのに家出たんだよ。バザーも結局自分の小遣いにしてただろ。
准姉ちゃんに言ってるのも聞いた。高校にもなって家族の面倒みるなんて嫌だ。准も早く家出なよって。だから准姉ちゃんも一緒に住むようになったんだろ!?何でも父さんのせいにすんな!!」


父が健忘症となっており、家族を捨てた理由もその時の記憶も無いと知る


「逃げんなって!!!!!」
ビデオカメラを手にする凌
「父、くにお。24年前に借金を残し女と夜逃げをしました。そんなことをしたにも関わらず健忘症となり俺たち家族を忘れました!これは!父、くにおが僕達家族を思い出すまでのドキュメントです!」
「長女、冴!○○歳。頑固で1度決めたらテコでも動かない性格!父が居なくなってからは、家事を率先して手伝うしっかり者でした!僕が運動会や遠足で恥ずかしい思いをすることが無かったのは、冴姉ちゃんがお弁当を作ってくれたからだと思います!」
「次女、准!○○歳!ガラが悪かった准も必死で真面目に勉強し立派な職業に勤めています!
毎月たくさんの仕送りをして、母さんが使わないのを良いことに僕がくすねてます!」
「母!おっちょこちょいで抜けている所もある母ですが、優しくいつも笑顔を絶やしませんでした」